広尾稲荷神社 年越し

あけましておめでとうございます。

広尾は高級住宅地だけではないよ、ということで始めた「Hiroo note」。由緒ある神社があることでも分かっていただけるのではないだろうか。駅から徒歩1分の立地だが、港区南麻布のどちらかというと人通りの少ないところにあって、聞いたことはあっても場所を知らないという人も珍しくない。

もちろん、地元の方々にとっては大事な氏神様。大晦日の夜11時前には町内会、商店街などの人たちが、お焚き上げ、甘酒の振る舞いなどの準備に集まってくる。

年越しの直前に拝殿ではお守りや破魔矢をお払いしていただく神事があった。そして準備が整い、「どん」と太鼓が鳴らされて年が明ける。お囃子が始まり、並んでいた参拝者が初詣に入ってきた。お守り、破魔矢を買い求める人、焚き火で温まる人で賑わうも混むことはない。番号札を渡して並んでもらっているからのようだ。番号札は交換で根付をいただけるとのこと。

隣近所の人たちが多いからおめでとうの挨拶が絶えない。そんな神社が広尾にもある。