Hiroo noteへようこそ。
東京・広尾は高級住宅地?
街のイメージは有名であればあるほどメディアによって定義づけられたイメージばかりが伝わってしまいがち。
このブログもそんなメディアの一つだけれども、ちょっと内側から違う見方を知らせるのもメディアの仕事。
高級感と下町情緒を併せ持つ東京・広尾のご案内。
高級イメージと下町情緒が同居する、東京の広尾のこと。
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東京・広尾は高級住宅地?
街のイメージは有名であればあるほどメディアによって定義づけられたイメージばかりが伝わってしまいがち。
このブログもそんなメディアの一つだけれども、ちょっと内側から違う見方を知らせるのもメディアの仕事。
高級感と下町情緒を併せ持つ東京・広尾のご案内。
「広尾散歩どーり」には朝市がある。
今年最初の朝市(1月18日)は、毎年恒例の搗きたての餅の販売が行われた。まだ最初の餅を搗いている最中から長い行列ができていた。およそ一時間で売り切れてしまうので、早く並んでおかないと買えないからだ。
蒸籠で蒸して、杵と臼で搗いた餅は香りも良く、甘くておいしい。また、杵で餅を搗く体験もできるので、正月休みで鈍った体を動かしてから食べると、よりいっそうおいしいかも。
朝市は第3日曜日の9:00からで、参加店数はひと頃に比べたら寂しいくらいだけれど、毎回、1月の餅のような季節を感じさせる目玉商品がでる。毎月開催と言いたいところだが、寒さの厳しい2月や、5月の大鮪まつりなどのイベント月には休みになるので注意が必要だ。
5月19日、本日の広尾では広尾大鮪まつりが開かれる。
100kgくらいの大鮪がまるごと商店街に運び込まれ、解体、さばかれて露店にならぶ。
解体は12:30から。13:00-16:00までが露店の時間。ぜひお出かけを。
(写真は去年。後で記事ごと入れ替えます。)
広尾1丁目と5丁目の南側を明治通りが通っている。沿道には街路樹として桜が植えられていて、今年も満開となった。その中でも広尾商店街の一部となっている区間では、明治通りの街路灯に加えて商店街の街路灯が歩道を照らしている。今年はさらに、Hiroo Lighting Walkの一環として、満を持しての桜並木のライトアップが行われている。
さてそのライトアップ用の照明だが、電源の制約なのか、既存の街路灯に取り付けられているため、普段から街路灯の当たらない部分は暗いままだ。暗いところがあるせいか、3種の光源に照らされた桜は一種妖艶な雰囲気すらあるのだが、はたしてその方向性で続けるのかは考えるべきところだと思う。
それでも通りすがりに「ライト当たってていいんじゃね!」という若者の声も聞こえた。ならばこの試みは喜ばれているということだ。来年はきっともっと良くなる。
あけましておめでとうございます。
広尾は高級住宅地だけではないよ、ということで始めた「Hiroo note」。由緒ある神社があることでも分かっていただけるのではないだろうか。駅から徒歩1分の立地だが、港区南麻布のどちらかというと人通りの少ないところにあって、聞いたことはあっても場所を知らないという人も珍しくない。
もちろん、地元の方々にとっては大事な氏神様。大晦日の夜11時前には町内会、商店街などの人たちが、お焚き上げ、甘酒の振る舞いなどの準備に集まってくる。
年越しの直前に拝殿ではお守りや破魔矢をお払いしていただく神事があった。そして準備が整い、「どん」と太鼓が鳴らされて年が明ける。お囃子が始まり、並んでいた参拝者が初詣に入ってきた。お守り、破魔矢を買い求める人、焚き火で温まる人で賑わうも混むことはない。番号札を渡して並んでもらっているからのようだ。番号札は交換で根付をいただけるとのこと。
隣近所の人たちが多いからおめでとうの挨拶が絶えない。そんな神社が広尾にもある。
広尾散歩どーり商店街がライトアップされている。
思えば、華やかなイメージを持つ場所なのに今まで行われていなかったのが不思議だけれど、商店街の若手によって新たに始まった今年からの試みで、11月下旬から12月下旬までは広尾橋側からの直線区間が照らされている。
この冬は商店街を4つのエリアに分けて順番でライトアップをしてゆくようなので、それぞれ街の表情がどう変わるのかを楽しみにしよう。